世界の⻑寿地域「ブルーゾーン」に学ぶ!健康の秘訣

世界には、100歳以上の⻑寿者が突出してたくさん住むエリアがあります。その名も「ブルーゾーン」。今回は、ブルーゾーンに住む方々の「食べもの」そして「食べ方」にフォーカスします。

健やかな心と体を手に入れたいなら「⻑寿の先輩」ブルーゾーンにならうべし!

健康について見つめ直そうと思っても、この世は健康の情報だらけ。これという情報を見定 めるのは、かなりの苦労が要ると感じている方も多いはず。そんな時におすすめなのが、健康な状態で⻑生きしている人が実際にしている暮らしぶり を学ぶことです。だって、まさに健康を成し得ている体現者なのですから!

⻑寿の人たちの暮らしをそのまま真似することは難しいかもしれないですが、私たちの日常に取り入れやすい習慣もあるんです。

100歳以上で元気な人がいっぱい!⻑寿を誇るブルーゾーンのエリア5つ

世界には 5 つの⻑寿地域があることが、人口統計学的に確認されています。その 5エリアは、国際的に「ブルーゾーン」と呼ばれ、さまざまな専門家によって研究が重ねられています。

ポイントとなる項目を中心に、5つのブルーゾーンの方々の暮らしぶりを具体的に見ていきましょう。

ブルーゾーン1:イタリア・サルデーニャ島

イタリア半島の⻄に位置するサルディーニャ島のバルバギア地方が、とりわけ100歳以上になる確率が高い。バルバギア地方は岩場が多く、農⺠や羊飼いとして働く人が多いエリアです。

  • 食べもの:全粒粉パン、豆類、野菜、果物がメイン。羊の乳で作られるチーズも食べる
  • 価値観:家族を優先
  • 生活習慣:よく歩く、友人と頻繁に談笑

ブルーゾーン2:日本・沖縄

日本列島の最⻄端に位置。腹八分目を心がけている人が多く、特に夕飯を軽くすませる傾向にあります。

  • 食べもの:ゴーヤ、豆腐、サツマイモなど
  • 価値観:意志が強く生きがいを持つ
  • 生活習慣:農作業に勤しむ、近所付き合いが多い

ブルーゾーン3:アメリカ・カリフォルニア州ロマリンダ

カリフォルニア州の南部にある、キリスト教の一派が中心となって築いた町。肉食をすすめず、カフェインやスパイスの摂取を認めないのが特徴的な宗派と言われています。

  • 食べもの:植物性の食品がメイン
  • 価値観:気の合う人との時間を重視
  • 生活習慣:夕食は軽めのものを早い時間帯に、適度な運動

ブルーゾーン4:コスタリカ・ニコジャ半島

発展途上国としては珍しく、ニカラグアとの国境のほど近くにあるニコジャ半島の中央部に 100歳以上の健康な方が集中。日の出とともに起き、日中は畑作業を行い、夜は早めに就寝する生活スタイルが主だそう。

  • 食べもの:トウモロコシのトルティーヤと豆類が主食、硬水をよく飲む
  • 価値観:家族第一、伝統文化を大切にする
  • 生活習慣:近隣の家とよく行き来する

ブルーゾーン5:ギリシャ・イカリア島

エーゲ海に浮かぶ、平地の少ない島。遅く起きて庭仕事をし、午後に遅めの昼食をとった後に昼寝をする人が多いと言われています。

  • 食べもの:野菜や果物、全粒穀物、豆類、ジャガイモ、オリーブオイル(地中海料理)
  • 価値観:家族と友人を優先
  • 生活習慣:定期的にファスティング

食べものの共通項として挙げられるのは、野菜が中心で穀類をしっかり食べている点だと思います(どのエリアでも、全粒粉の炭水化物を摂っていることに興味深さを感じる方もいるかもしれませんね)。そして肉・魚が控えめで、タンパク質の多くを豆類や穀物から摂取していることも特徴的と言えるでしょう。

Whole Food=「食材まるごと」という食べ方

とりわけ注目すべきだと感じたのは、野菜や穀類をまるごと食べている地域が多く見られる点です。

たとえば、イタリア・サルデーニャ島で食べられている全粒粉パンは茶色い小麦粉で作られていて、精製された白い小麦粉は使いません。ギリシャ・イカリア島で主食とされている全粒穀物も、「穀物まるごと」という意味です。英語の表現ではwhole grainと言われています。

食物繊維の他、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている表皮や胚芽込みで食べることで、体を整えるために必要な栄養素をたっぷり補給できるわけですね。それは野菜であれば、葉や根、皮に当たります。野菜はビタミンにミネラル、食物繊維のほかに、フィトケミカルと呼ばれる機能性成分があるので、特に「まるごと」の食べ方を取り入れたいところ。

食物繊維の他、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている表皮や胚芽込みで食べることで、体を整えるために必要な栄養素をたっぷり補給できるわけですね。それは野菜であれば、葉や根、皮に当たります。野菜はビタミンにミネラル、食物繊維のほかに、フィトケミカルと呼ばれる機能性成分があるので、特に「まるごと」の食べ方を取り入れたいところ。

ナスのフィトケミカル・ナスニンやブルーベリーのアントシアニンは皮の色素成分ですし、 パクチーの抗酸化物質は葉や茎よりも根っこに多く含まれています。まるごと食べる方が良いのは、豆も野菜も同じですね。また、5 つのブルーゾーンの方々の主な食べもので加工品といえば、チーズと豆腐ぐらい。現代の工場で精製・加工された「便利な食品」が、食卓にのぼっていないのも特徴的と言えます。

健康のカギはWhole Food。「まるごと」という食べ方が大切であることはさまざまな文脈で語られていますが、世界で注目される⻑寿地域で取り入れられている食習慣であると思うと、納得感がぐっと高まります。あなたは今、たっぷりの野菜と豆をまるごと使った食事を食べられていますか? これこそが私たちの日々の健康のカギです。

食材がまるごと並んでいる陳列コーナーへ Go!

「まるごと」食べることの第一歩は、なんといっても食材をまるごと買うのがいちばんわかりやすいと思います。たとえばパスタを作ろうと思っても、工場で加工済みのソースではトマトなどの必要な食材だけではなく、保存料や調整剤が入っているのはご承知の通りです。

でも、ゴロゴロと並んでいる野菜そのものを買って自分で使ったなら、必要以上に加工されていない「まるごと」な食事ができますよね。そしてとりわけ旬の野菜は、丸のままざっくり切って小鍋に入れたら、お気に入りのオリーブオイルをひとまわしして塩・胡椒をひとふりし、蒸し焼きにするだけで美味。もちろんパスタなどの穀物との相性も抜群です。

ネギの⻘い部分や大根の葉っぱだって、料理の味に奥ゆきを出してくれますよ。根菜類であれば、スティック状に切って皮ごと揚げるのもおすすめです。香りと食感にレイヤーが生まれて、満足感をアップしてくれるはずです。

日々の土台!健康の基本を見直そう

なにをおいてもやはり、私たちの日常の土台は健康あってこそ。健康でなければ仕事をするのも困難になりますし、大切な人に優しくしたり守ったりすることも難しくなります。美容だって楽しいことだって、健康あってこそ。

私たちは仕事やプライベートを少しでも良くしようとするのに割と必死。そう思っているにも関わらず毎日の忙しい生活の中、普段の食生活が乱れがちになるのは誰もが感じていることではないでしょうか?

そしてその状態が続くと体の不調や病気は予兆なく訪れるもの。だから、健康につながる食生活を過ごせているかを、定期的に見つめ直す時間が必要なのではないでしょうか?

ブルーゾーンの食生活を参考にして、自分のできるところから、できる範囲で実践してみましょう!

Follow us!: Instagram & Twitter